口コミでも何かと比較される、たんぽぽ茶とルイボスティー。
たんぽぽ茶とルイボスティーは、妊活(不妊治療)への効果や、冷え症の改善、母乳を良く出るようにしたりと様々な効能があり、女性たちから支持を受けています。
今回の記事では、どちらがより妊活(不妊治療)や母乳、冷え症の効能に優れているか、口コミを交え徹底的に比較していきます!
たんぽぽ茶とルイボスティー
たんぽぽ茶とは?
たんぽぽ茶の味わいはコーヒーによく似ていますが、カフェインは一切含まれていません。
そのため、妊娠希望の方や妊娠中・授乳中の方でも安心して召し上がることができ注目が集まっています。
たんぽぽ茶は、その名の通りたんぽぽの根や葉を使って作られるお茶のことです。
19世紀にアメリカ合衆国で考案されたと言われており、コーヒーよりも安価に作れるため、またたく間に世界各地へ広まっていきました。
最近では、ティーバッグになったものがスーパーやドラッグストアでも取り扱いをしているため、気軽に手に入れることができます。
また、たんぽぽ茶はコーヒーの代用として楽しめるだけでなく、様々な効能があります。
むくみや下痢・便秘の改善や、月経不順や月経痛などの女性特有のトラブルにも効果が認められており、非常に優秀な飲み物なのです。
ルイボスティーとは?
ルイボスティーも、たんぽぽ茶と同様にカフェインが一切含まれていないため、美容や健康に気を遣う女性たちから注目が集まっています。
ルイボスティーは、南アフリカで栽培されたルイボスの葉を乾燥させて作られます。南アフリカの先住民に古くから親しまれており、その優れた効能から「奇跡のお茶」と呼ばれ、健康増進のため愛飲されてきました。
日本でルイボスティーが注目され始めたのは、1980年代頃からです。
美容や健康ブームでしばしば注目を集めた結果、すっかりおなじみのお茶になりました。
また、優れた抗酸化作用があるため、紫外線のダメージを受けた肌の回復を促したり、シミ、しわを予防したりとアンチエイジングに効果を発揮してくれます。
たんぽぽ茶とルイボスティーは妊活(不妊治療)に効果があるって本当?
たんぽぽ茶とルイボスティーに優れた効果があるのは、上記の通りです。
では、妊活にはどのような効果があるのでしょうか。
たんぽぽ茶とルイボスティーの働きについて、順番にご紹介していきましょう。
たんぽぽ茶が妊娠しやすい体をつくる?
女性ホルモンの分泌を促す
たんぽぽ茶に含まれる成分は、女性ホルモンの1つであるエストロゲンの分泌を増やす働きがあります。
エストロゲンは別名「卵胞ホルモン」と呼ばれ、女性が妊娠・出産をするために不可欠なホルモンです。
このホルモンが分泌されると、卵胞の成熟が促されたり、受精卵の着床に備えて子宮内膜を厚くしたりと、女性が妊娠しやすい体が作られていきます。
エストロゲンが上手く分泌されないと、体が妊娠の準備に入ることができず、排卵が起こりにくくなります。結果として、月経不順や無月経など、妊娠しにくい体になってしまうのです。
このエストロゲンの分泌を促してくれるのが、たんぽぽ茶の働きの一つです。
たんぽぽに含まれるT-1エキスと呼ばれる成分が、エストロゲンを分泌するように脳に働きかけます。
すると、血中のエストロゲンの分泌量が増え、妊娠しやすい状態へと変化を促してくれるのです。
ルイボスティーが妊娠しやすい体をつくる?
活性酸素を除去し、体を若返らせてくれる
ルイボスティーに含まれるポリフェノールには、体をさびつかせ老化の原因にもなる活性酸素を除去する働きがあります。
活性酸素を除去すると新陳代謝が活発になり、老廃物が排出されやすくなります。
結果として血流も改善され、栄養が全身に行き届くようになり、細胞が生き生きと活動できるようなります。
もちろん、子宮や卵巣など生殖に関わる器官にも栄養が届きやすくなるため、妊娠しやすい体つくりにとても有効な成分なのです。
また、ポリフェノールには卵子の質を高める働きがあります。
女性は体の中に卵子を備蓄した状態で、この世に生を受けます。男性の精子とは違い、新たに卵子を作り出すことができません。
生まれてきた瞬間は100~200万個ほどの卵子をもっていますが、加齢とともにその数は徐々に減っていきます。
初潮を迎えるころには卵子の数は20~30万個ほどになり、40歳を迎えるころにはわずか2~3万個まで減ってしまいます。
その間にも卵子は様々なストレスにさらされ続けているため、年齢が進むほど卵子の老化も進んでいき、妊娠が難しくなっていくのです。
この卵子の老化を食い止めてくれるのが、ポリフェノールの働きです。
ダメージを受けた卵子の活性酸素を除去し、本来の機能を回復させます。そして、精子と受精後もスムーズに成長できるよう促してくれるのです。
妊活(不妊治療)にオススメはこちら!
では、たんぽぽ茶とルイボスティーのどちらがより妊活(不妊治療)におすすめなのでしょうか?
- たんぽぽ茶は、エストロゲンの分泌を増やし、妊娠しやすい体へと導いてくれます。
- ルイボスティーは、卵子の活性酸素を除去し、質を高めてくれる働きがあります。
どちらも妊活(不妊治療)には欠かせない要素ですよね。
子宮の環境を整え、卵子の質も高めるためにはできればたんぽぽ茶とルイボスティーの両方を飲むことをオススメします。
たんぽぽ茶とルイボスティーを飲むと、母乳の出が良くなるの?
出産後、母乳が思ったように出ずに悩まれている方はとても多いですよね。
特に生後1~2カ月は母乳が思うように出ないことが多く、一人で悩み追いつめられてしまうお母さんもいらっしゃいます。
では、母乳が出るようになるにはどうすれば良いのでしょうか。
そもそも母乳は、お母さんの血液から作られています。
乳腺の中で母乳が作られる時に、栄養素はそのままに赤血球だけが抜き取られるため、白い色になるのです。
しかし、お母さんの血流が悪かったり、血液の量が少なかったりすると、母乳はスムーズに出てきません。
つまり、お母さんの血液の状態を改善することが、母乳の出を良くするポイントなのです。
では、たんぽぽ茶とルイボスティーを飲むことによって、母乳はしっかりと出るようになるのでしょうか。
順番にその働きと効果をご紹介していきます。
たんぽぽ茶は母乳をでやすくする?
血流を改善し、母乳の分泌を促してくれる
母乳がたくさん出るようにするには、血液の状態を改善することが大切です。
そこで注目したいのが、たんぽぽの根に含まれる蒲公英根(ほこうえいこん)という成分です。
この成分には、毛細血管を拡張させる働きがあるため、血液がスムーズに流れるようにしてくれます。
また、たんぽぽの根にはタラキサシンという独特の苦み成分も含まれています。
この成分は母乳の分泌を促すだけでなく、血液を浄化する働きがあります。
そのため、タラキサシンを体内に摂りいれると血液をきれいにし、美味しくて栄養たっぷりの母乳へと変化させてくれるのです。
ルイボスティーは母乳をでやすくする?
ルイボスティーには、カルシウムやマグネシウムなどの栄養素が豊富に含まれています。
これらの栄養素には血管を柔らかくし、血液の巡りを改善する働きがあります。
もちろん、乳腺で作られている母乳にも抜群に効果を発揮してくれます。
栄養たっぷりで、赤ちゃんがごくごくと飲みやすい状態へと母乳を作り変えてくれるのです。
また、ルイボスティーには100g中10mgも鉄分が含まれています。
授乳期には母乳に鉄分が多くとられるため、積極的に鉄分をとる必要があるとされています。
毎日母乳を赤ちゃんに与えているお母さんは、鉄欠乏性の貧血になりやすいのです。
鉄欠乏性の貧血は、めまいや立ちくらみなどの軽度のものから始まり、さらに重症化すると起き上がれないほど怖いものです。
貧血が気になる方は、1日2~3杯ほどのルイボスティーを飲むことをオススメします。
母乳が出やすくなるのはこちら!
では、母乳を出やすくするためにはたんぽぽ茶とルイボスティーのどちらがより効果的なのでしょうか。
- たんぽぽ茶は、母乳がなかなか出ずに悩んでいる方や、乳腺炎などのトラブルに悩まされている方には効果絶大!
- ルイボスティーは、赤ちゃんへ栄養をきちんと届けたい方や貧血気味の方は摂取すべき!
母乳の量が少なくてお悩みの方は、たんぽぽ茶を積極的に飲むようにしましょう!
たんぽぽ茶とルイボスティーの冷え症への効果は?
冷え症は、生活習慣や体質など様々なことが原因で起こります。
ストレスにより自律神経が乱れ体温調整が上手くいかなくなったり、低血圧や貧血のため血液が末端まで届かなくったりすると、冷え症になりやすいのです。
特に女性は、冷え症で悩まれている方が男性より圧倒的に多くなっています。筋肉の量が男性よりも少ないため血液を体内に巡らせにくかったり、女性ホルモンの乱れにより血行を悪化させやすかったりするためです。
「冷えは万病のもと」とも呼ばれるように、肩こりや頭痛、免疫力の低下や心筋梗塞など様々な病気の原因となります。冷え症でお悩みの方は、すぐにでも改善していきたいですよね。
では、たんぽぽ茶とルイボスティーには冷え症の改善効果があるのでしょうか。順番に見ていきましょう。
たんぽぽ茶は冷え症を改善できる?
たんぽぽ茶には、T-1エキスと呼ばれる成分が含まれています。
この成分は、妊娠しやすい体をつくるだけでなく、血液の巡りを改善する働きがあります。
血液の循環が改善され末端まで血液が運ばれるようになると、手先や足先の冷えも解消してくれるのです。
しかし、たんぽぽ茶は摂りすぎると、冷え症が改善するどころか悪化する可能性もあるので注意しましょう。
たんぽぽは解熱や炎症による痛みを体を冷やすことにより抑える働きがあるため、慢性的な冷え症の方には不向きだと考えられています。
ひどい冷え症の方は、たんぽぽ茶を飲み過ぎると逆に悪化する可能性があるため、1日1~2杯を目安に摂取するようにしてくださいね。
ルイボスティーは冷え症を改善できる?
ルイボスティーには、マグネシウム、亜鉛、リン、鉄分などのミネラルが豊富に含まれています。
中でもマグネシウムは、冷え症を改善するためにはもってこいのミネラルです。
マグネシウムは、ビタミンB群と共に糖質・脂質などの栄養素からエネルギーを作り出す手助けを行っています。
エネルギーは大量の熱を伴っていますので、基礎体温の上昇や低体温の防止などにつながると考えられています。
また、マグネシウムには神経伝達をスムーズに行う働きもありますので、自律神経の乱れを改善し、体温の調節機能を正常に整えてくれます。
さらにマグネシウムには、腸の水分を集めて便をスムーズに排泄する働きがあります。
腸内に不要物が蓄積していると毒素が血液をまわり、冷え症が悪化してしまいます。
マグネシウムで腸内をきれいにすることで、きれいな血液が循環し、冷え症の改善につながっていくのです。
冷え症に効果があるのはこちら!
では、たんぽぽ茶とルイボスティーでは、どちらがより効果が期待できるのでしょうか?
- たんぽぽ茶は、冷えを感じた時に飲むと血液の循環が良くなるが、普段から冷え症の方は逆効果になるので適量を守って。
- ルイボスティーは、マグネシウムの働きで体温の調節機能を正常化、冷え症の改善に期待大!
ということで、ルイボスティーの方がより冷え症の改善に効果が期待できるという結果となりました。
たんぽぽ茶やルイボスティーを飲んでいる方の口コミ
では、実際にたんぽぽ茶やルイボスティーを飲んでいる方はどのように感じているのでしょうか。
口コミを調べてみました!
たんぽぽ茶を飲んでいる方の口コミ
毎日のティータイムに飲みたかったので、こちらのティーパック用を買いました。
生後2ヶ月から飲み始め、それまで毎回ミルクを足していたのですが、飲み始めてから少しずつミルク無しで満足する回数が増え、1か月で完全母乳になりました!びっくりです。
夜中も外出先でもミルクを作るのが大変でしたので、大変助かりました。
味も香ばしくて私は好きです。大きめのティーポットで沸かして、カップ3杯分はしっかり味が出て飲めます★体も温まり、毎日の楽しみな時間になっています。
これからも続けていく予定です!アマゾンカスタマーレビュー
産後、乳腺炎に悩まされました。
子供の成長とともに、飲む力が強くなったりと、他の要素もあるかもしれませんが、たんぽぽ茶を飲んでから、乳腺炎になる事もなくなりました。
試してみてよかったです!アマゾンカスタマーレビュー
代謝アップしないかなと思って飲んでみたら、たまたま生理前の高温期もあってか、体温がいつもより、約1℃高くなった!これにはびっくり。
生理後も飲んだけど、それでもいつもよりは体温は0.5℃くらい高かった。驚き。
お値段がもっとやすいといいな。アマゾンカスタマーレビュー
美味しいし、妊娠中から飲んでいたら、母乳の出がとても良かった。3歳の子供も、タンポポ茶大好きです。
アマゾンカスタマーレビュー
妊活のために飲んでいらっしゃる方もいたのですが、母乳の出を良くするために飲んでいるという方が非常に多くいらっしゃいました。
「たんぽぽ茶を飲み始めて母乳の出が良くなった」、「乳腺炎にならなくなった」、という意見が多く、たんぽぽ茶の効果を実感されているようです。
また味も好評価が多く、「香ばしくて飲みやすく、子どもも好きで飲んでいる」、という方もいらっしゃいました。
ルイボスティーを飲んでいる方の口コミ
続いて、ルイボスティーを飲んでいる方がどのように感じているのか、口コミを調べてみました!
これを飲んでから生理痛が全く無くなりました。こんなに良いならもっと早くから飲むべきでした。
アマゾンカスタマーレビュー
飲みやすく、赤ちゃんから妊婦さんまで飲めるのも、安心です。今では、家族で愛飲しています。
アマゾンカスタマーレビュー
思った以上に美味しいので毎日飲んでます。どんな食事にも合いますね!体の調子もいいみたいなので、しばらく続けてみようと思います。
アマゾンカスタマーレビュー
健康のために飲んでいるのはもちろんですが、「おいしいから飲んでいる」という意見が多かったことに驚きです。
味にクセがないため、ホットでもアイスでも良いですし、どんな食事に合わせてもおいしくいただけるのは嬉しいですね。
また、年齢や性別を問わず家族全員が飲むことができ、「健康増進」のために偏りない効果が期待できるようです。
たんぽぽ茶とルイボスティーで様々な悩みを改善しよう!
それでは、最後にたんぽぽ茶とルイボスティーの効能・効果についてまとめていきますね。
たんぽぽ茶
- エストロゲンの分泌を増やし、妊娠しやすい体へと導いてくれる。
- 母乳がなかなか出ずに悩んでいる方や、乳腺炎などのトラブルに悩まされている方には効果絶大!
- 冷えを感じた時に飲むと血液の循環が良くなるが、普段から冷え症の方は逆効果になるので適量を守って。
ルイボスティー
- ポリフェノールが活性酸素を除去し、老化した卵子の質を高めてくれる。
- 赤ちゃんへ栄養をきちんと届けたい方や、貧血気味の方は積極的に摂取しましょう。
- マグネシウムの働きで体温の調節機能を正常化、冷え症の改善に期待大!
まとめると!
⇒妊活(不妊治療)に効果的なのは、たんぽぽ茶とルイボスティーの両方!
⇒母乳の量を改善したいなら、たんぽぽ茶!
⇒冷え症を改善したいなら、ルイボスティー!
以上のような結果となりました。
たんぽぽ茶、ルイボスティーのそれぞれに強みがあり、効果が期待できる分野が異なります。
どちらも素晴らしい効能がありますので、それぞれ必要だと思う方を選んで試してみてくださいね!
こちらの記事で、実際のルイボスティーとたんぽぽ茶の飲み比べや違いなどをレビューしてまとめています。
➾たんぽぽ茶とルイボスティーの比較を写真つきレビューで見る!
※ちなみに、筆者は妊活の際にルイボスティーを飲んだ効果で妊娠することができました。子供を産んでからは、乳腺炎で高熱を2,3回出したので、それからはたんぽぽ茶を飲んで母乳のつまりをなくすようにしていましたよー。どちらもそれぞれ目的にあったシーンで飲むのがおすすめですね。
➾実際に不妊治療で妊娠した!ルイボスティーの体験談はこちらから
皆さんも、是非、お試しくださいね。
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